2009年02月09日

日系人のわが国における法的地位-その1

海外へ移民した日本人の子孫(いわゆる日系人)の日本における法的地位について、まとめていきます。

 

<日本人を親とする子の国籍について>

 

まず、国籍の問題です。

昭和59年(1984年)改正前の国籍法では、原則としてその子の出生時点で父が日本国籍を有する場合に、その子は日本国籍を有することとなっていました。

この点は改正があり、現行法では、父だけでなく母もその子の出生時点で日本国籍を有する場合には、その子は日本国籍を取得するのが原則となっています(国籍法2条1号2号)。

 

しかし、これらの規定により本来日本国籍を有する子であっても、日本国外で生まれた子については、かなり異なった取り扱いがなされています。

つまり日本国籍を留保する意思を表示しなければ、日本国籍を喪失してしまうのです(同法12条)。

これを国籍留保制度といいます。

この制度は、国籍法大正13年(1924年)改正により誕生しました。

日系移民の排斥運動が盛んだった時代に、現地での反感を和らげ、同化を促進するために、それまでの国籍離脱許可制度を改めて誕生した制度だったようです。

当時はこの制度の適用される対象国が勅令によって指定されており、アメリカ、アルゼンチン、ブラジルカナダ、チリ、ペルー、およびメキシコが、その対象となっていました(その後変遷を経て、現在はすべての国に適用されています)。

 

国籍留保の具体的な手続としては、父母などがその国に駐在する日本の大使、公使または領事に、出生の日から3か月以内に、出生の届出とともに、これをします(戸籍法104条、40条、52条)

 

なお、この留保をした上で現地の国籍も有するといった場合には二重国籍となりますが、わが国の国籍法では、原則として22歳に達するまでに、いずれかの国籍を離脱しなければならないと定めています(国籍法14条)。

 

ところで、3か月以内に国籍留保の届出をしなかった場合、その子は日本国籍を失いますが、その後にやはり日本国籍を取得したいと思ったときのため、救済制度も設けられています。

それを国籍の再取得といいます。

国籍留保をしなかった者で20歳未満の者が日本に住所を有するときは、法務大臣に届け出ることによって、日本国籍を取得することができるというものです(国籍法17条)。

 

このように、日本国籍を再取得するためには、日本に住所を有することが国籍取得の条件となっています。

このような場合も含め、そもそも日本国籍を有しない日系人の方々は、どういう法的な資格で日本に入国すればいいのでしょうか。一般の外国人とまったく同じような取り扱いなのでしょうか。

次は日本に長期滞在するための法的な制度を見ていきます。

 

 

 

 
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posted by しもたか at 16:54| 神奈川 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | 国際法務関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

日記の方は

お久しぶりです。

今後、日記のようなものは、mixiの方で書いていくことにしました。
日々断片的な、細切れな内容が並ぶのも、どうかなと思ってきたもので。
日記が読みたい方は、マイミク申請などしていただければ。

それに対してこちらの方は、ある程度まとまった内容のものというか、テーマにそった記事を書いていこうかと考えています。

これからもよろしくお願いいたします。
タグ:mixi
posted by しもたか at 18:38| 神奈川 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月03日

ラメール

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誕生日だというので、2人でお茶などを。

ラメールという寒川にあるケーキ屋さんなのですが、ここの2階で買ったケーキ食べることもできるんですね。

食べながら、お互いの仕事の話や将来の話など、日が暮れるまで話したりしました。


…男同士で。
posted by しもたか at 19:27| 神奈川 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月29日

桜の季節

岩手から昨晩帰ってきました。


行ってきたのは、盛岡の西隣にある雫石という町。


ここは両親が生まれ育った所で、2人が神奈川に出てきてから生まれた自分も、小さい頃よりたびたび来ています。


でもなぜか、この時期に来ることはほとんどなく。
今回は祖父の法事ということで、亡くなったとき以来十数年ぶりに、この季節に訪れることとなりました。



ちょうど今頃というのは、岩手の方では、桜の咲いてる季節なんですね。


いたるところで咲いている桜と新緑の緑とのコントラストがとても美しくて、月並みな言葉で言えば、とても癒されました。


雫石には、桜の名所がいろいろあるらしいです。
雫石川園地の川沿いに並んだ桜や、樹齢800年の弘法桜、岩手山を背景にした小岩井農場の一本桜、などなど。


親戚の人に案内されて、これらのところもまわって観てきました。


本当は写真を撮って紹介したかったんだけど、残念ながら携帯の充電が切れて撮影できず。

観光協会ホームページにこれらの名所が紹介されていたので、どんな感じか想像してもらえればありがたいです。

雫石観光協会:桜の情報


いつも来るたびに思うのは、いわゆる名所だけじゃなく、町内のさまざまな風景が美しいんですよ。ここは。


この町に帰ってくると、まるで絵画の中にいるような気になって、まるで自分もその構成要素のひとつであるかのような感覚を覚えます。


結局はそこに似つかわしくない自分を悟り、恥ずかしくなって帰ってきてしまうんですけどね。。。

タグ: 雫石 岩手
posted by しもたか at 19:55| 神奈川 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

一年ぶりに

080426_1929~0001.jpg

一年ぶりに、岩手に帰ってきました。

前回は日帰りで、滞在時間数時間というホントのとんぼ返りだったんですけどね。

今回はゆっくりできそうです。
タグ:岩手
posted by しもたか at 19:33| 神奈川 雨| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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